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日本美術院理事 桔梗 逞しい 絹本肉筆掛軸 中村貞以,日本美術院理事 桔梗 逞しい 絹本肉筆掛軸 中村貞以,日本美術院理事 煙たかっ 桔梗 絹本肉筆掛軸 中村貞以,日本美術院理事 煙たかっ 桔梗 絹本肉筆掛軸 中村貞以,掛け軸や骨董品の販売・買取なら株式会社縁［大阪］,軸先含めない全体的な大きさは105cm×30cm程度です。【真作】藤原雅峰/達磨七転八倒図/ダルマ図/掛軸/名家伝来/AC-601。中村貞以1900(明治33)年7月23日大阪・船場で鼻緒問屋を営む中村清助の第四子として生まれ、本名清貞。【真作】森月城/ザクロに叭叭鳥図/花鳥図/掛軸/名家伝来/AD-186。幼時期両手に大やけどを負い、指の自由を失ったため、以後絵筆を両手ではさんで描くことになる。【真作】大原呑舟/梅花図/花図/梅図/掛軸/名家伝来/AD-224。1909年浮世絵師長谷川貞信に絵の手ほどきを受け、19年日本美術院同人の美人画家北野恒富に入門する。【真作】尾崎行雄/咢堂/外遊之詩/横物/七言絶句/掛軸/名家伝来/Z-981。翌20年第6回大阪美術展で「微笑」が初入選、デビュー作となり、22年の同展で「お玉」が第一席となる。【真作】苔洲/老松日ノ出図/松図/横物/掛軸/名家伝来/AD-73。院展では23年第9回試作展に「仙女」が初入選、第一席を受賞し、この折、手の不自由なことへの大観の励ましに感じ、以後大観に深い尊敬の念を抱き続ける。浮世絵レプリカ。翌24年院友推挙、32年第19回院展で「朝」が日本美術院賞第一賞を受賞、引続き「待つ宵」(33年第20回院展)「朧」(34年第21回院展)等現代風俗を扱った清新な作品を発表し、36年同人となる。【真作】湖山/蟻峯/弥寿/合作/梅椿大瓶図/花図/掛軸/名家伝来/AC-586。恒富が主宰する白燿社にも出品し、34年には自ら画塾春泥会を結成、主宰者となった。【真作】契水/恵比須大黒藻刈図/人物図/掛軸/名家伝来/AC-626。戦前の作品には、上記のほか「夏趣二題」(39年第26回院展)「帯」(40年第27回院展)「秋の色種」(同年紀元2600年奉祝展)などがあり、また40年、42年朝鮮に旅行し風物を写生している。作者不詳/楽哉/寒滝風雪図/山水図/掛軸/名家伝来/AD-191。戦後に至り画境は充実の度を加え、院展出品作の「螢」(46年)「夏姿」(47年)「爽凉」(56年)「露」(62年)、「香を聞く」(68年)や「浄春」(47年現代美術展)「猫」(48年第4回日展)「雪」「黒髪」(共に57年)など、典麗清雅な趣をたたえる美人画を次々に発表した。【真作】桂谷/ロバに人物画賛/人物図/掛軸/名家伝来/AD-309。58年より日本美術院評議員をつとめ、60年第45回院展「双婉」が文部大臣賞受賞、また65年第50回院展「シャム猫と青衣の女」は翌年第22回日本芸術院賞を受賞、美人画の第一人者としての地位を確かなものとする。【真作】五十棲子元/リンドウに鶺鴒図/花鳥図/掛軸/名家伝来/AC-777。この間51年檀一雄の連載小説『真説石川五右衛門』(新大阪新聞)の挿絵を担当、55年インドを旅行し古代仏教美術やインド風俗を見聞、70年には真宗大谷派難波別院本堂余間の襖絵「春・得度の図、秋・往生の図」を描いている。【真作】津田白印/三友図/松竹梅/掛軸/名家伝来/AD-215。51年大阪府芸術賞、60年大阪市民文化賞、72年勲四等旭日小綬章受章、77年横山大観記念館理事、国立国際美術館評議員、78年より日本美術院理事をつとめていた